Goならわかるシステムプログラミングを読み終えました
13章までは一人で読みました。14章以降は横浜Go読書会に参加して読みました。
- 作者: 渋川よしき
- 出版社/メーカー: Lambda Note
- 発売日: 2017/10/19
- メディア: テキスト
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どんな本だったか?
Go言語の要素
- io.Writeやio.Readなどのinterface
- chanelで同期をとる仕組み
- go routineで並列に処理する仕組み
などを使ってコンピュータやOS,ネットワークの仕組みに迫るという本です。大体以下の要素を学びます
どんな人向けか?
この本はGolang × システムプログラミングな本であることは確かだけど、どちらかの理解が浅い人が片方を頼りに理解を補うような本ではないと思う。 文章とか可愛い図が多かったりする点から初心者テイストを感じするが、読後は中級者向けな印象を受けた。入門書ではないかなと。 Golangとシステム双方をある程度理解した人がその接点を探るような読み方が、ベストなのではと思う。
感想
私にとってGolangに関して初めて読んだ本となりました。ネットワークの話題などはいくつかブログに検証する記事をあげました。
またこの本に影響されてTour of Goをやってみた。
OSについては今年の前半に割と頑張って勉強したから分かる箇所が多かったものの、並列処理などはわからない点が多かった。
私自身マルチスレッドなプログラミングはあまりやったことがないので、 他の言語と比較することはできないはgoはかなりカジュアルに並列処理(go routine)ができる点が特徴だと思うので、並列・並行制御に関するベストプラクティスを紹介するような本が相性がいいんじゃないかなと思います(横浜Go読書会の次回の課題本)
今後(個人的な話)
Goもシステムプログラミングも基礎が全然足りていないという感想。まだまだ初心者にすぎないことを思い知らされた一冊でした。ほんの内容と関係ないけど今後どんなことを学んで行きたいか書いてみようと思います。
今後のシステムプログラミング分野の学習
大体は低レイヤーの歩き方に書いてあるトピックに剃って勉強を進めていく感じ。
今はパタヘネやコンピュータネットワークを読んでいるけど、インフラエンジニアになる予定は今のところないので、ネットワークは教養目的で勉強を進めています。
- 作者: デイビッド・A・パターソン
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/10/26
- メディア: Kindle版
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- 作者: アンドリュー・S・タネンバウム,デイビッド・J・ウエザロール,水野忠則,相田仁,東野輝夫,太田賢,西垣正勝,渡辺尚
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/09/12
- メディア: 単行本
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今後のGolangの学習
Goを使うような仕事についてみたいけど、未経験なのでポテンシャル採用になると思うけど、それができる第2新卒ほど若くないし、厳しいだろうなという印象。まずはProgramming言語Goをやって基礎を固めたいと思う。
プログラミング言語Go (ADDISON-WESLEY PROFESSIONAL COMPUTING SERIES)
- 作者: Alan A.A. Donovan,Brian W. Kernighan,柴田芳樹
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2016/06/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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横浜Go読書会の次の課題本は「Go言語による並行処理」。
- 作者: Katherine Cox-Buday,山口能迪
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2018/10/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これもプログラミング言語Goの第8章と9章ができていないと難しいのではないかという話。